雇用主が従業員に求める7つの性格特性
1年以上前 by採用活動は、雇用者と被雇用者の双方にとって、多大な労力と費用を要するものです。採用担当者や管理職は、求職者が望むような採用体験を実現するために努力しています。一方、求職者は理想の仕事を得るために、他の応募者から差をつける必要があります。
企業はこれまで以上に、応募者の職務経験やスキルレベルを知りたいだけでなく、応募者が企業文化になじむかどうかを確認することを重視しています。行動やソフトスキル(性格など)のうち、自社のビジネスに貢献できるかどうかに関心を寄せています。これらの重要なスキルは、同じような経験やハードスキル(資格など)を持つ他の応募者と差別化するのに役立ちます。
市場での競争が激化する中、求職者としては、自分をより市場価値の高い存在にすることに注力しなければなりません。そのためにはどうすればいいのでしょうか。雇用者を惹きつける従業員の貴重な特徴と、あなたの特徴を強調する方法を理解することで、リードを取りましょう。
採用したい上位の特徴は以下の通りです。
1. 問題解決能力 (Problem-Solving Skill)
人間である以上、解決しなければならない場面に数多く遭遇します。では、どうすれば社員はそのような事態から免れることができるのでしょうか。しかし、従業員になるには、まずは求職者である必要があります。そして、もしあなたが面接官の目の前にいるのであれば、自身の問題解決能力をアピールしなければなりません。
問題解決型社員としての例としては、以下のようなものが挙げられます。
同僚やチームとの衝突を解決できる
パソコンやソフトウェアなどの技術的な問題の対応ができる
同僚が大きな失敗をしたときにその場を仕切れる
特定の状況に対処するための案を出せる
問題解決能力は、あなたが仕事でどのように活躍できるかを示す、標準的で重要な指標です。ですから、次の面接では、この特性に基づいて面接時の質問に返事できるように準備してください。
2. 誠実さ (Integrity)
職場における誠実さの定義を10人に尋ねると、10通りの答えが返ってくるのは不思議ではありません。ある人は誠実さと関連付けるかもしれませんが、他の人は健全な判断力、信頼性、忠誠心といった言葉を使うかもしれません。履歴書にウソを書かない、組織に忠実であるなど、誠実さにはあらゆる要素が含まれます。
オックスフォードでは、「正直であること、強い道徳的原則を持つこと」と定義しています。
採用担当者は、誠実な求職者を求めています。なぜなら、面接時に面接官にうそをつく求職者は、採用された後もそうし続けるからです。誠実さの核心は、個人的な利益を超えたところにあり、価値観に基づくものです。
3. 柔軟性 (Flexibility)
日本のことわざに「柔よく剛を制す」というのがありますが、これは今の時代にも当てはまります。今日の競争社会では、順応性が求められる状況に直面しながらも、柔軟に対応する必要があります。そのため、雇用主は、職場の状況の変化に順応できる候補者を好んで採用します。
"幸せな人は柔軟です。"ロバート・ラドラム
時代とともに物事は常に変化し続ける中で、環境の変化に対応できる人でなければ、会社で居場所を見つけることは難しいです。柔軟な姿勢で臨めば、決して取り残されることはないでしょう。
4. 持続性 (Persistence)
現代のリクルーターは空白を埋めるために採用するのでありません。粘り強く課題に取り組むことができる候補者を、組織を動かし続けるために採用するのです。粘り強い社員であれば、困難な状況でも努力を続けることが期待できます。
他の人があきらめそうになったとき、粘り強い社員は仕事を続けます。さらに、粘り強いメンバーとして、問題をさまざまな角度から見るスキルは、他の人と差をつけることができます。
5. ポジティブな姿勢 (Positive Attitude)
ダン・ミラーの名言に、"前向きな姿勢があれば、失敗の状況を成功に変えることは可能である"というものがあります。
自分のしていることに心を尽くせば、状況に打ち勝つことができます。前向きな姿勢を築くために最も重要なのは、自信を持つことです。そうすればあとはどうにかなります。
仕事での前向きな姿勢を強化するには以下が挙げられます。
批判を受け入れること
毎日学ぶ姿勢があること
楽観主義者と幸せな人たちと付き合うこと
ポジティブな姿勢を築くことに取り組みましょう。忘れてはいけないのは、悪い態度はパンクしたタイヤのように、どこにも連れて行ってくれません。
6. 熱意 (Positive Attitude)
熱意を持って仕事に取り組めていますか?まず熱意がなければ、採用担当者に印象を残さないでしょう。だから、マネージャーは熱意のある候補者に目を光らせておくのです。
わかりやすく言えば、採用担当者は、会社での自分の仕事に熱意を持っている従業員を求めているのです。ヘッドハンターも、キャリアへの意欲と熱心な姿勢を持つ求職者をさらに真剣に探すようになりました。
7. 忠誠心(Loyalty)
現在の採用動向を見ると、採用担当者は、組織に忠誠心を示し、こだわりを持つ人材を採用したいと考えていることがわかります。雇用主は、転職を繰り返すことが必要不可欠なものであるよりも、むしろ普通になっていることを認識しています。
新入社員について語るとき、雇用主が探し、考慮する資質の上位に「忠誠心」が挙げられています。なぜか?なぜなら、組織は長い間働いている人が貴重な存在であることを知っているからです。
結論
あなたは現在、新しい仕事の機会を探していますか?あなたは、上記のような仕事に対する性格の特徴を知っていましたか?
今こそ、スキルと個性を融合させ、理想的な採用者になるチャンスです。そうすれば、次の面接で、あなたが評価されるにふさわしい場所に行けるかもしれません。
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この記事はCGP Singaporeによって書かれ、Cornerstone Recruitment Japanによって編集・翻訳されたものです。